Sonos Era 300 & Sonos Era 100 エッセンシャルガイド
エド・ジレット
ゲストライター
Sonosは、誰でも簡単に設定して操作できるような製品づくりを心がけています。そして、Sonosはお好みに合わせてシンプルまたは立体的なセットアップにすることもできるのです。Sonos製品をフル活用するための「エッセンシャルガイド」シリーズをぜひご覧ください。
Sonos Era 300とSonos Era 100は、ホームスピーカーが実現できるサウンドの可能性を広げていきます。Sonos Era 100では、洗練されたコンパクトな本体が発するパワフルなサウンドが部屋中を満たします。画期的なデザインで空間オーディオ体験を実現するSonos Era 300は、聴く人をサウンドで包み込み、音楽の中にいるように感じさせます。
はじめに
「エッセンシャルガイド」は、Sonosを初めて使う方にも、ずっと愛用されている方にも役立ちます。このガイドでは、Sonos Era 300とSonos Era 100の設定から他の高度な機能まで、Sonosの活用方法を段階的に説明します。準備はいいですか?では、始めましょう。
設定
Sonos Era 300とSonos Era 100の設定は簡単です。
これが初めてのSonos製品である場合は、App StoreやGoogle PlayでSonosアプリをダウンロードしてください。WiFiに接続されていることを確認し、スピーカーを設置したい場所に置いて電源に差し込みます。Sonosアカウントを作成すると、アプリが自動的に新しいスピーカーを検出するので、指示に従って設定を行ってください。
Sonos Era 100やSonos Era 300をお持ちのSonosシステムに追加する場合は、アプリの指示に従って新しいスピーカーを設定してください。また、こちらのユーザーガイドにも詳しい設定手順が掲載されています。
パッケージについて
Sonos Era 100とSonos Era 300の梱包材には再生プラスチックと森林管理協議会認定の紙素材のみが使用されており、責任あるパッケージを利用するというSonosの目標に向けた大きな一歩となっています。Sonosは、従来のクリップシステムを見直してプラスチックの使用を41%減らしたほか、緩衝材、持ち手、結束バンドを紙製にしました。
Sonosのサステナブルな取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
Dolby Atmos(ドルビーアトモス)対応
Sonos Era 300は、空間オーディオ体験を実現するSonos初のオールインワンスピーカーです。Dolby Atmos(ドルビーアトモス)技術対応のスピーカーは、6つのドライバーがサウンドを左右、前方、上方に拡散して立体的なサウンドステージに配置するので、音楽や映画に「高さ」が加わり、新たな音の可能性が無限大に開かれます。
Sonos Era 300で空間オーディオを再現するには、設置方法が非常に重要です。最も効果的にサウンドを拡散するには、スピーカーの上と左右に適正なスペースを設ける必要があります。たとえば、スピーカーを本棚の中に置くと音波が遮られる可能性があります。スピーカーの後ろを2.5cm以上空けることが推奨されます。さらに最適なサウンドのためには、スピーカーの上に0.61mの空間を確保してください。設置のヒントについては、こちらをご覧ください。
Sonos Era 300の設置場所にかかわらず、Trueplay™は部屋の音響に合わせてシステムを正確にチューニングし、極上のサウンドを実現します。
優れたステレオ
緻密に計算された角度の2つのツイーター、パワフルなウーファー、Sonosの設計による音響を備えたSonos Era 100は、豊かできめ細かなステレオサウンドを奏でます。
Sonos Era 100をカウンターや棚に設置する場合は、壁にぴったり付けないようにし、サウンドが外向きに拡散されるように、スピーカーの後ろと左右を2.5cm以上空けてください。
Sonos Era 100もSonos Era 300と同様に、Trueplay™技術を使用してファインチューニングできます。
Sonosアプリ
Sonosアプリを使えば、音楽の再生、スピーカーのグループ化からアラームの設定、EQの調節まで、システム全体を手軽に操作できます。
ここでは、Sonosアプリのよく使われる機能をご紹介します。お気に入りの音楽をすばやく見つけたり、新しい使い方を発見したりするのに役立つでしょう。
My Sonos
膨大な数の楽曲、アルバム、本、ポッドキャストがあっても、何度も聴いたり読んだりするのはお気に入りの数曲や数冊だけということは多いですよね。検索しながら画面の一番下にある星のアイコンをタップし、お気に入りコンテンツを「My Sonos」に保存しておけば、後からすぐにアクセスできます。
検索
ツールバーで虫眼鏡のアイコンをタップすると、アーティスト、曲、アルバム、プレイリスト、ステーション、ジャンル、作曲家などを検索できます。
参照
何を聴けばいいか迷ったら、画面の一番下にある音符のアイコンをタップして、Sonos Radioやお気に入りの音楽配信サービスから新しい音楽をみつけてみましょう。
Sonos Radioについて
Sonos Radioは、Sonosアプリで利用できる無料ラジオサービスです。世界中から配信される何万ものラジオ局を聞いて、Sonosのオリジナルコンテンツを無料で楽しみながら、いろいろなジャンルのラジオ局で新しい曲をチェックしましょう。ウェブでのラジオ局のプレビューや番組のリスニングは、場所を問わずどんなデバイスでもご利用いただけます。
Sonosのオリジナルラジオ局「Sonos Sound System」では、曲の秘話を聞いたり、新しいアーティストを発見したりできます。最新リリースも聴いてみましょう。トム・ヨーク、ブリタニー・ハワード、ロードなど、音楽界の著名なアーティストがキュレーションするSonosだけのステーションもお楽しみください。魅惑的でディープなラジオカルチャーの話など、最新情報はInstagramで@sonosradioをフォローしてください。
ゴーストフェイス・キラー、ビョーク、FKAツイッグス、ブラックスミスラジオなどのキュレーションによるステーションなど、オリジナルコンテンツを広告なしの高音質でもっと聴きたい方は、Sonos Radio HDをチェック。
タッチ操作
システムからすべての設定にアクセスするにはSonosアプリが最適ですが、スピーカーの上部にあるタッチ操作の方が手軽な場合もあります。Sonosのスピーカーは、アプリを使わなくてもタッチ操作やボタンで管理できるようになっています。
再生/一時停止
[再生/一時停止]を1回タップすると、コンテンツを再生/一時停止します。
スピーカーのグループ化
[再生/一時停止]を長押しすると、最後に使用していたスピーカーで再生されていたコンテンツが再生されます。
音量の変更
音量を変更するには、スライダーをスワイプするか、端をタップします。
曲のスキップ
右矢印をタップすると、次の曲にスキップします。
左矢印をタップすると、前の曲を再生します。
注:タッチ操作はSonosアプリで無効にできます。[設定]メニューで[システム]をタップして、製品リストからスピーカーを選択し、[ハードウェア]の[タッチ操作]をオフに切り替えてください。
思いのままの楽しみ方で
Sonos Era 300とSonos Era 100は、WiFi、Bluetooth、USB-Cライン入力など、新次元の接続オプションを備えています。
WiFi
WiFiでは最高音質のサウンドをストリーミング。電話や通知で音楽が途切れることもありません。
Bluetooth
遊びに来たお友達にかける曲を選んでもらうなら、BluetoothでSonos Era 300やSonos Era 100に接続。
スピーカー背面のBluetoothボタンをチャイムが鳴ってステータスランプが青色に点滅するまで長押しすると、デバイスのBluetooth設定にスピーカーが表示されます。デバイスが接続されると、ステータスランプが青色に点灯します。
ライン入力
ターンテーブルなどのオーディオ機器をお持ちなら、スピーカーのUSB-CポートとSonosライン入力アダプターを使用して、Sonos Era 300やSonos Era 100に接続できます。
直接操作
お気に入りのオーディオアプリからそのままSonosでストリーミングしたい場合は「直接操作」をご利用ください。Spotify、Audible、Amazon Music、Pandoraなどの音楽配信サービスなら、それぞれのアプリでSonosを操作できます。まずは外部スピーカーで再生するボタンを探してみてください。
さらに、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスやMacでは、AirPlay 2を使ってお気に入りのアプリから曲をSonosに送り、素晴らしいサウンドで再生できます。
音声操作
リマインダーの設定や質問への回答に役立つハンズフリー機能をさらに追加したいなら、Amazon Alexaをご利用ください。
音声操作がオンになっていて、リクエストを受ける準備ができていることを確認したら、スピーカー上部の白色のランプをご覧ください。これはマイクがオンになっており、音声アシスタントが利用可能なことを示しています。音声アシスタントをミュートにするには、スピーカー上部の吹き出しアイコンをタップしてください。
音声アシスタントを使用したくない場合は、デバイス背面のスイッチでマイクを完全に切断します。これにより、スピーカーのマイクを使用して部屋のEQを調整するTrueplay™などの機能も無効になるのでご注意ください。
Trueplay™
ほとんどのサウンドは聴いている環境に左右されます。厚い絨毯を敷いた居心地のよい部屋でクッションにもたれながら聴いている時と、フローリングの広い空間にスピーカーが置かれている時では、サウンドの質が異なります。
SonosのTrueplay™チューニング技術は、お部屋のサイズや家具などがスピーカーの設置場所に与える影響を測定し、意図通りのサウンドになるようにEQをファインチューニングします。
Sonos Era 100とSonos Era 300のTrueplay™には、「クイックチューニング」と「高度なチューニング」という二通りの方式があります。
クイックチューニングではスピーカーがチャイムを何回か鳴らし、お部屋の中でどう響くかを調べます。それから、その結果を高度なチューニングで測定済みの似たようなお部屋の結果と比較します。クイックチューニングはスマートフォンのマイクを使用しないので、iOSでもAndroidでも利用できます。
高度なチューニング」はSonos従来のTrueplay™方式です。iOSデバイスのマイクを使用して、お部屋に合わせてEQを調節します。この方法では、スピーカーが異なる環境のサウンドを測定できるように、デバイスを手に持ってお部屋の中を歩き回る必要があります。高度なチューニングには少しばかりの労力を要しますが、正確なチューニングが可能です。
お持ちのデバイスの種類にかかわらず、設定中にSonosアプリを開くとスピーカーをTrueplay™でチューニングするように求められますが、チューニングは[設定]で後からいつでも行なえます。
ステレオペアリング
同じ部屋に設置されている2台のスピーカーをペアリングすると、よりワイドできめ細かなサウンド体験をお楽しみいただけます。
2台のSonos Era 300もしくはSonos Era 100をペアリングしてからSonosアプリでSonosシステムに追加し、アプリの指示に従うとステレオペアを作成できます。
Sonos EraとSonosシステム
Sonosは、シンプルなビジョンを掲げてマルチルームリスニングの先駆者となりました。そのビジョンは、音楽ファンが家のどこにいても音楽を楽しめるようにすること。
しかし、お家での生活様式は絶えず変化しています。お部屋からお部屋へと移動しながら、パートナーや家族、ルームメイトと顔を合わせることもあります。お部屋をグループ化すると音楽を共有できるので、全体的なサウンド体験が生まれ、聴く人に一体感がもたらされます。でも時には、家の別々の場所でそれぞれ自分だけの時間を過ごしたい時もあるでしょう。複数のスピーカーがあるSonosシステムでは、ご自宅での過ごし方に合わせてリスニング体験を調整することができます。
サウンド体験を拡張したいと思ったら、sonos.comでポータブルスピーカーや建築用スピーカーなどの詳細をご覧ください。